次世代の中央コンピュートを設計する際、重量級の AUTOSAR Adaptive(ara::com)でサービスを包むか、軽量なネイティブ OMG DDS を直接使うかの選択を迫られます。メモリ消費、遅延、ASIL-D 認証の難易度を比較します。
ネイティブ OMG DDS(Fast DDS や RTI 等)は 1 プロセスあたり 4MB 未満のメモリで動作します。一方 AUTOSAR Adaptive は実行管理や DLT 等のデーモン群を必要とし、アプリ起動前のベースラインで 45MB 以上の RAM を消費します。
AUTOSAR Adaptive の最大の利点は機能安全認証です。Vector や Elektrobit の商用スタックには ISO 26262 ASIL-D 認証パッケージが付属します。一方ネイティブ DDS では、動的メモリや通信の安全論証(セーフティケース)を独自作成する必要があります。